東京電力ホールディングスのクチコミ/評判まとめとブラック度チェック
こんにちは!オンシャの評判編集部です
今回は編集部に寄せられたご意見や、転職クチコミサイトなどの情報をもとに 東京電力ホールディングス について3分で分かるように簡潔にまとめてみました!
まずは3つの数字チェック
会社を判断する上で3つの大切な数字、平均残業時間・平均年収・有給休暇消化率から見ていきましょう!
オンシャの評判編集部が集計した 149件 の情報を元に集計したところ、以下のようになりました。
項目 | 回答者平均 | 東京都平均 | 偏差値 |
---|---|---|---|
平均残業時間(月) | 24.7 | 29.7 | 52.0 |
平均給与(万円/年) | 559.3 | 440.2 | 56.4 |
有給休暇消化率 | 67.8 | 50.1 | 55.0 |
(給与平均: 回答者平均のため有価証券報告書等と差がある場合があります)
(偏差値: 本社がある東京都のデータで算出)
サマリー
- 残業は多くもなく少なくもないという会社のようです。
- どちらかというと給与が高い会社のようです。上位30%以内といったところでしょうか 。
- どちらかというと有給休暇が取りやすい会社のようです。
東京電力ホールディングスに似ている会社(β版)
クチコミを解析した結果、東京電力ホールディングスと以下の会社はよく似ている傾向があるようです。
クチコミまとめ
次に「ブラック企業: 12のチェックポイント」を元に会社クチコミでよく言及されている内容をまとめてみました。
「職場の体質(精神論など)」のクチコミまとめ
ノルマや精神論などについてのクチコミです。この項目の内容は人によって合う・合わないが明確に出るので、ぜひご一読ください。

体育会系の厳しいイメージで入社しましたが。

古い会社なので、上下関係にかなり厳しい部署が多く、若い人はそれに悩んでいる人が多いようです。

東電学園というところがあって(もう存在しない)、そこの研修は体育会系のような指導で、根性論を持ち出す社員が多く、後輩には厳しく、先輩には逆らえないという雰囲気があり、理不尽なことが多かった。

みんな苦しんでいるんだから、今が頑張る時?みんな苦労しているんだから、今が頑張る時だよね」という風潮は、体育会系の職場にはまだあるのかもしれません。

先輩後輩の上下関係が強く、飲み会も多い。

支店の法人契約部門に所属していました。数値ノルマはなく、いかにミスをしないか、周囲との協調性があるか、時には改善することもあったかが評価されました。

10年ほど前に入社したときは、技術畑に配属されていたので、筋金入りの体育会系でした。

カスタマーセンターで電話オペレーターとして働き、電気料金を滞納しているお客様からの問い合わせに対応していましたが、お客様からの通話料を請求されたことや、東電の原発事故のイメージもあってか、何も考えずに怒鳴られたり、罵倒されたりすることもしばしばありました。

基本的には体育会系の職場環境で、部署によっては上下関係が厳しいところもありますが、年齢の近い先輩方がしっかりと仕事を指導してくれます。

人間関係については、工学部の話になりますが、上下関係ははっきりしていると思います。
「残業」のクチコミまとめ
残業の実態がどうなっているかということを見ると、会社の体質がもっともわかりやすいと言われています。東京電力ホールディングスの残業のクチコミでよく言及されている内容は以下のような感じでした。

はほぼ不可能なので、サービス残業というのが現実です。

仕事の性質上、夜勤などのシフト勤務はありましたが、過度な残業はなく、仕事とプライベートのバランスが取れていたと思います。

それでも、月の残業時間は、見積もっても20時間強だったと思います。

休暇制度や勤務時間について満足している点は、土日祝日は休みで、週5時間程度の残業で帰宅できることです。

残業時間は、部署や人によって異なりますが、本社以外では月20時間未満のことが多いです。

東京電力はとても静かな会社というイメージがありますが、本社では夜遅くまで働くのが当たり前の環境です。
「有給休暇」のクチコミまとめ
有給休暇が気軽に取得できるかどうかは会社の従業員に対する考え方が分かれるポイントです。特にブラック企業では有休を全く取らせないということもあるので要注意です。

有給休暇を取るのは病気の時だけという人もいます。

夏休みは9連休が実質的に義務づけられており、よほどの異常者でない限り、全員がそうしている。

20日の有給休暇を使い切るように上司が管理しているので、休みが取りやすいです。

支店で経理の仕事をしていたので、繁忙期とそうでない時期がはっきりしていて、術後のフォローのために通院しなければならないこともありましたが、通院日の調整や休む時間の調整はしやすかったと思います。

体育会系の人間関係のある職場でしたが、忙しくなければ有給休暇も自由に取れました。

正社員なので、有給休暇も取りやすく、とても満足しています。

本社は常に多くの部署が忙しく、有給休暇の取得率は高くありません。

有給休暇の取得率が高く、社員はしっかりと休んでいます。

有給休暇をはじめとした各種休暇は非常に取得しやすい環境です。
「給与・ボーナス」のクチコミまとめ
大半の社会人はなんだかんだ給料をもらうために働いていると思います。東京電力ホールディングスの給与・ボーナス関係の現状はどのような感じでしょうか。

今は分社化されてボーナスが出るようになったと思いますが、肩書きのない正社員の給料は厳しかったですね。

給料だけを見ればそこまで高くはないが、福利厚生は給料の2倍の価値がある。

従業員の雰囲気も良く、給与も高い水準にあります。

すでに満額の給料や昇進をもらっている年配者に比べて、若い人が圧倒的に多い。

給与面では、他の会社とは違い、男性と同じように主任まで昇格するので、給与面では満足できると思います。

各種手当(休日出勤、3交代制...)の単価も良いので、給料は全体的に高いと感じます。

いつも時間通りに終わり、給料も良く、楽でした。

それなのに、大卒者は高卒者よりも給料が高いと文句を言うことが多く、世間の常識からするとギャップを感じました。

月の基本給はそこまで高くはないが、各種手当が充実しており、残業代は上位職でもそれなりに支給される。

定職では当たり前ですが、給料は安定していますし、残業代も支給されます。

団子組のやる気のない社員は給料は少ないが、仕事もあまりしない。
「働き方」のクチコミまとめ
働き方改革が叫ばれている昨今ですが、過酷な労働環境のまま令和の時代を迎えている企業も多いです。東京電力ホールディングスはどうでしょうか。

今まで働いてきた会社の中で一番良かったし、些細なことでも労災申請ができました。

本社では残業が当たり前で、ブラック企業と変わらない。

全く休まない職場もあれば、月100時間以上の残業がある職場もあれば、定時で終わる職場もあります。

労働時間も職種によって異なりますが、過重労働の職場は少なく安定しています。

定時で帰れたし、肉体労働ではなかったので、とても女性に優しい職場でした。

生活と仕事のバランスには満足しています。私は理系ではありますが、メーカーに就職した大学の同級生に比べれば、労働環境に恵まれていると思います。人が言うよりも明らかに忙しいのですが、メーカーの技術部門で働いている同級生の話を聞くと、とても大変だと感じます。しかし、原発問題で給料が減ったと言われており、今後どうなっていくのか心配です。

退職時に子会社に異動するかどうか、毎日定時に仕事が終わるのを待つのが辛いかどうかは個人の自由です。

大企業だからこそ、社員の権利として一定の質の高いライフワークバランスが保たれていると思います。

部署や上司にもよりますが、私が勤めていた部署では、繁忙期以外は比較的定時で帰宅できました。

一部の部署(支店、営業所など)では、定時退社が当たり前になっていました。
「職場の雰囲気」のクチコミまとめ
社内の雰囲気が悪いととても働きづらいですよね。悪口やいじめの実態について言及されているクチコミの内容を見てみましょう

子供が学校で陰口を叩かれているようで、子育ての面ではあまりお勧めできません。

ほとんどの人の年収が下がったのが原因だと思いますが、子供が東電で働いていていじめられたとか、東電の健康保険証を見せたら病院で虐待されたとか、計画停電を実施したら住民から暴力を振るわれたとか、そういうことで辞めていく人もいると聞いたことがあります。
「ハラスメント」のクチコミまとめ
セクハラ・パワハラ・アルハラなど、ハラスメント関係のクチコミについてです。職場の体質にも関わる可能性もあるので、内容を少し見ておきましょう。

昔はパワハラに値するような古臭い社員が必ずいましたが、今はそういう人が先に昇進しているので、ひどい人はあまりいません。

大卒で入っても大多数の高卒者のハラスメントはひどい。

どこの会社でもそうですが、上司によってかなり差がありますので、気に入らない上司を殴ると、セクハラのようなことをされる可能性もあります。

契約社員として働いていましたが、契約社員単位だったので、正社員との交流はあまりなく、パワハラもなく、残業もゼロで、事務処理も問題ありませんでした。

さすがにセクハラの事例もありますが、それを除けば、基本的には女性に優しい会社だと思います。
「職場の体質(暴力・恫喝など)」のクチコミまとめ
恫喝・暴力など、ややハードな内容のクチコミについてです。このパートのクチコミはきっちり目を通しておくことをおすすめします。

転勤してきた人に全員が教える余裕はなく、後輩の悪口を言ったり怒鳴ったりする人は放置され、新人が泣きながらようやく仕事を覚えたところで、その新人は別の部署に異動になってしまったのです。どんなことがあったのでしょうか?

クレームとなると上司に怒られてしまい、非常に理不尽なことになってしまいます。

メーカーや下請けに対して高圧的な態度をとる社員が多い傾向にあります。
「退職」のクチコミまとめ
退職関係のクチコミです。退職にまつわる理由には会社生活のすべての要素が凝縮されているので必読です!

体調不良で退職しましたが、とても良い会社でした。

フルタイムの仕事でミスをさせられ、責任封印までさせられて泣く泣く辞職しました。

これまでの経験が活かせないと判断し、退職を決意した。

事故後、多くの批判の的となり、子供たちが虐待され、給料が2割減り、退職者が出るなどの報道がされました。

私もその後引退を決めたメンバーの一人ですが、その後も外からの冷たい視線が痛々しかったです。

会社で働いていたことで、家族に負担をかけてしまうことが多く、そのような状況から抜け出したいと考え、退職を考えたそうです。

退職前からそのような印象を持っていましたが、退職してから他社の社員をたくさん見るようになってからはなおさらです。

若手(入社5年以内)の離職をどうにか阻止しようと必死で、有能な人は早々に辞めていく一方で、定年までしか残れない中年が目立ち、中年社員は後始末に追われている。

いくつかの業界を見てきましたが、就職先を考えて退職することにしました。

震災後に退職された方の状況を見てみると、年収が下がり、当社よりも他社での給与が高くなっていることや、世間の風当たりが強いことが原因のようです。

早期退職や減給などの憶測が飛び交っていますが、実際にはそういったことはなく、社員は一生懸命働いていますし、社内の雰囲気も変わっていません。

原発事故そのものというよりも、現場とトップの意識のギャップが定年退職を考える理由になっているのではないだろうか。

私は震災前に退職しましたが、元同僚からは「震災直後の転職は難しかったが、今でも東電ブランドは健在だ」と言われました。

長時間のパソコン使用に限界を感じて退職しました。
「安全衛生」のクチコミまとめ
各種安全衛生にまつわるクチコミです。有休と同じく、従業員に対する会社の姿勢がわかりやすい項目です。

今後は、これまでと同様の検査を行うとともに、津波で被害を受けた機器の復旧作業を行うことになります。

やりたくないわけではないのですが、やらないとお客様の不満は膨らむばかり...。頑張ろうと思いますが、もう限界です。

安全意識が非常に高く、何かあれば、通勤中のちょっとした怪我でも報告しなければならない。

自分の会社を知らないのに、現場の人だけがコスト削減やクレーム対応に必死になっているのは矛盾していると思いました。
「法令遵守」のクチコミまとめ
法令遵守に関するクチコミをまとめています。法令遵守の姿勢が希薄な企業は関係者全てが不幸になる可能性もあるため、内容の把握をぜひおすすめします。

監督官庁に提出した書類の隠ぺいや改ざんなどの問題があったため、退職を決意した。
いかがだったでしょうか?
内容の真偽や、自分に合う・合わないなどの判断は読者の皆様におまかせしますが、各トピックでどれも悪い内容だとブラック企業の可能性もあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。